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掌蹠膿疱症とは?

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひら(掌)や足の裏(蹠)に膿(うみ)がたまった小さな水疱(膿疱)が繰り返しできる慢性の皮膚疾患です。皮疹は小さな水疱からはじまり、膿疱に変化し、その後かさぶたとなり角層がはがれ落ちます。後にこれらの皮疹が混ざった状態となります。肘やひざにも発疹が出たり、爪の変形をともなうこともあります。また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。
原因としては扁桃腺や歯、鼻などに慢性炎症があると掌蹠膿疱症が生じることがあります。これを病巣感染といいます。また喫煙習慣が発症や症状悪化に関与するといわれています。