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肌の厚みでお悩みではありませんか?

皮膚の厚さは部位によって異なりますが、摩擦や怪我、加齢などで後天的に変化することがあります。厚くなった皮膚は乾燥しやすくなり、ひび割れや痛みの原因となります。逆に皮膚が薄くなりすぎると、刺激に敏感になり、赤みや炎症が起こりやすくなります。
どちらの状態も適切なケアや治療で改善できる可能性がありますが、自己流のケアでは症状を悪化させるリスクがあります。以下のような症状がある場合には、皮膚科専門医のいる神戸市東灘区・御影のひろまさクリニックへご相談ください。
- 足の裏や手のひらの皮膚が厚くなり、硬くなっている
- かかとがガサガサして、ひび割れて痛みがある
- 足の指の付け根に固いタコができて歩くと痛い
- 皮膚が厚くなって黄色く変色している
- 肘や膝の皮膚が分厚くなり、白いかさぶたのようなものがある
- 皮膚が薄くなって赤みが目立つようになった
- 少しの刺激ですぐに肌が赤くなる
- 皮膚が薄くて血管が透けて見える
など
皮膚の厚みが変わる原因
皮膚の厚みが変化する主な原因としては、以下が考えられます。
皮膚が厚くなる原因
皮膚への刺激
摩擦・圧迫が繰り返されると、皮膚は自己防衛反応として角質層を厚くします。
炎症
皮膚の炎症が長く続くと、皮膚の細胞が過剰に増殖して厚くなることがあります。
真菌(カビ)感染
水虫(白癬)などの真菌感染によって、皮膚が反応して厚くなることがあります。
加齢・紫外線
加齢や長期間の紫外線曝露によって皮膚が厚くなり、ごわごわとした質感になることがあります(特に顔や手の甲)。
皮膚が薄くなる原因
加齢
年齢を重ねると皮膚の再生能力が低下し、皮膚全体が薄くなります。特に女性はホルモンバランスの変化による影響も受けます。
栄養不足
タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素不足も皮膚の薄化を招く原因となります。
外部刺激
過剰なスキンケアによって皮膚のバリア機能が低下し、薄くなることがあります。
考えられる皮膚疾患の例
皮膚の厚みの変化を伴う代表的な皮膚疾患をご紹介します。これらは見た目や症状だけでは正確な診断が難しい場合があり、同時に複数が生じていることも少なくありません。
症状が気になる場合や、セルフケアではなかなか良くならない場合は、お早めにご相談ください。
皮膚が厚くなる病気
タコ・ウオノメ
摩擦や圧迫が繰り返されることで、皮膚が部分的に厚くなった状態です。タコは比較的広い範囲に形成されるのが特徴で、基本的には痛みを伴いません。一方のウオノメは比較的狭い範囲に生じ、中心部に芯があるのが特徴で、圧迫時に痛みを伴います。どちらも足の裏に多く見られます。
水虫(白癬)
白癬菌というカビの一種の感染によって起こる病気です。足の裏全体、特にかかとの皮膚が厚くなり、乾燥してひび割れを起こすことがあります。かゆみを伴うこともあります。
乾癬
皮膚の細胞が通常より速く増殖する病気です。皮膚の炎症によって銀白色の鱗屑(フケ)が生じ、かゆみを伴うこともあります。